美大への大学進学を希望して、パートでぎりぎりの生活をしている母と口論になることから話はスタートします。
母親はそのころからパートを増やしていました。が、それを知らない「私」は進学資金も出せないなんて親失格だと暴言を吐いてしまいます。
思春期によくある精神状態です。
しかしその喧嘩をした日、母は交通事故で亡くなってしまいました。
過労でブレーキ跡も無い事故でした。
母と喧嘩したことを心底後悔しても、もう後の祭りです。
遺品を整理していると、月々数百円からを預金した進学資金を発見。
後悔は更に深まります。
ここから意外な展開があるのですが、それは見てからのお楽しみにして下さい。
しかし、親ってつくづくありがたいものですね…。
どの親も多かれ少なかれ、この泣けるフラッシュの「母の貯金」さんのお母さんと通ずる所があるのではないでしょうか。
特に思春期は「母の貯金」さんの様にひどいことを言って親の愛情を確認したり、憂さを晴らそうとしてしまいがちですが、それはまだ親が絶対的に強くたくましい存在だと感じているから…。
成長とともに親は保護する存在にかわっていくものです。
その時はじめて親という肩書きが外れて、親も一人の人間なんだと気付かされるのです。
泣けるフラッシュの「母の貯金」さんは、その時間をかけることなく、そのことを否応無しに知らされた者の一人なのですね。
つくづく、親の生きているうちに感謝の気持ちを表現したいと思ってしまいました。泣けるフラッシュってすごいです。